ここではみなさんからの氷に関する素朴な疑問・質問にお答えしたいとおもいます。どんな些細なことでもかまいませんのでどしどしご意見・ご質問をおよせください。よろしくお願いいたします。



Q.どうしたら家庭で透明な氷が作れるの?
一般的に家庭で作られる氷は白く濁っています。これはミネラル分やイオンなどが水に含まれていてこれがいっしょに凍ってしまい白く濁った氷となってしまいます。では、どうしたらご家庭で透明な氷が作れるのでしょうか。透明な氷を作るためには様々な条件が必要となってきます。くわしくはこちらをご覧ください。


Q.同じ物なのになぜ氷は水に浮くの?
まず水に浮くということはどういうことなのでしょうか?それから考えていきましょう。全く同じ大きさの鉄と木があれば重いのは鉄だということはみなさんよくわかってらっしゃると思います。このことを表すのに「比重」という言葉が使用されています(比重=水と同体積の物質の重量÷4℃の水の重量)。この比重の基準となるのは「水」で比重は1となります。「鉄」は7.86、「木」は種類によって差はありますが0.3〜0.6です。つまり比重が水より軽ければ(比重の数値が水より小さければ)水に浮き、逆に重ければ(比重の数値が水より大きければ)水に沈むということになるわけです。また比重には密度(物質のつまり具合)も関係し、密度が多ければ重く少なければ軽いことになります。

ではなぜ水からできているはずの氷が水に浮くのでしょうか?多分誰もが一度は経験されてるんじゃないかと思われますが、ガラスのビンやコップに水や清涼飲料水などを入れて凍らせて割ってしまったことがありませんか?これは水が凍るときに膨張する性質を持っているからです。普通空気や金属などは暖めると膨張するのですが、水は逆に冷やして凍らせて氷になると膨張します。一般的には9%膨張すると言われているので1リットルの水が凍れば1.09リットルの氷ができることになるのです。そして膨張するということは密度が少なくなるということでもあります。(同じ大きさなら軽くなるということ)
1g ÷ 1.09g ≒ 0.92 これが氷の比重です。したがって水の比重よりも軽くなるので氷は水に浮くことになります。

これは補足ですが・・・
水に沈む氷も実は存在します。氷には密度によって氷U、氷X、氷Ih等と個別に名称がついています。約2万気圧で加圧すると氷Yと呼ばれる氷が出現し、この氷は水に沈むと言われています。
ただこの理論は非常に難しく、簡単にここでは説明できませんので興味のある方は氷についての本がいろいろと出版されていますのでまたご参考になさってください。


Q.クーラーボックスに入れていた袋詰氷の溶けた水の利用方法は?
アウトドア等に行った場合大量の袋詰氷を冷却用に購入しますが、溶けた水は少しだけ飲むくらいで後は捨てて帰ります。いつももったいなく思っているのですが何かに利用できる方法は無いでしょうか・・・? 
ご質問の通り冷却用に大量購入した場合の融氷水はただ捨てるのも勿体無いですよね。実は色々と利用方法があります。まずは弊社でテストしたデータを見てください。
○モニター10名による官能テスト

水道水 融氷水 備考
米飯 臭いがする 美味しい 冷えると差は無い
コーヒー 苦味がきつい まろやか
紅茶 渋味有り、色濃い まろやか、色鮮明
冷水用麦茶 香ばしい パック1袋1時間浸水
濃縮ジュース まずい 美味しい 5倍希釈
濃縮ダシ 塩辛い なめらか、美味 一番差が出た
ワラビもち
のび良し、舌触り良し
インスタント味噌汁

特に差は無し
スパゲッティーを茹でる
歯ごたえ有り
素麺を茹でる
シコシコ感有り
小豆あん
まろやかで高級感有り

○切花育成テスト
・・・融氷水が一番悪く1週間で枯れる
○かいわれ大根発芽テスト・・・水道水が一番成長が良かった
簡単に列記しましたが、飲料・麺類・穀物類などにかなりの良い効果が見られます。これは前々項のQ&Aでもご紹介しましたが氷は純粋なH2Oから凍ります。逆に言えば袋詰氷の融氷水はほとんど純水ということです。当然水道水に入っている塩素なども無く無味無臭水です。また、雪解け水や融氷水はクラスター(水の分子の集まり)が小さいことがわかっています。これは良く吸収されるということでもあり特に穀物や麺類を茹でたときに大きな影響を与えているものと考えられます。
ヒント@無味無臭で かつ吸収性が良い

次に植物ですが、これは逆にミネラル分などの栄養素が融氷水にはほとんど無く、植物の成長を妨げたものと考えられます。
ヒントAミネラル分などの栄養素は無く、純水である

つまり素材の味を引き出すことが必要な「茹でる・炊く・抽出する」といった使い方や吸収性が重要な「混ぜる・こねる」といったものに非常に効果があると思われます。ただインスタント味噌汁のような味が濃く塩分の高いものでは差は見られませんでした。
また、水自身に含まれている栄養素が必要なものにおいては適さないということになります。それから先ほども申しましたが、塩素分も無いということは殺菌効果がほとんど無いということで、開封されて長く放置されれば雑菌の繁殖の可能性は高くなります。よって飲料などに使用される場合は一度煮沸した方が安全です。ただし、袋を開封していないならばまず問題はありません。
氷の場合は他のものと比べて厳しい衛生基準(水道水と同じ検査基準)をクリアしており、弊社においてはそれよりもさらに厳しい自主衛生基準を設け品質管理を行なっております。安心してお使いください。



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